親知らずをぬく~これがビビりの選ぶ道~①

3年前、私は計3本の親知らずを抜いた。 自他共に認めるビビり界の本丸とは、この私。 そんな私にしてはとても大胆な決断であった。 親知らずをぬこうと思ってから実際にぬくまでに、 私は悩み、怖がり、惑い、震えた。 そして複数の個性豊かな歯医者さんに…

サボテンの添え物

When You Believe (from "The Prince of Egypt ")マライア・キャリー & ホイットニー・ヒューストンポップ¥204provided courtesy of iTunesベランダで日光浴をしながら、 マライア・キャリーとホイットニー・ヒューストンのコラボ曲を聞いた。これは、小学校…

マジックボックス

学生の頃に唐突にはじめて、走り去るようにしてやめた、塾講のバイトで、最初に研修があった。5人位の、塾講バイトはじめます!チームで、お互いの授業を見せあうのだが、その中に、彼はいた。何でも、アメリカの大学に留学して、宇宙工学を学んでおり、ほ…

シジュウカラのコスプレしたくってよ。

少し前のわたしへ拝啓 わたくし、長い間、鳥が嫌いだったのですが、最近急激に鳥が好きになってきました。そこのあなた、身近な鳥なんて、カラスやハト、スズメだけなどと思っていませんか。そこのあなた、可愛い鳥なんてペットかふくろうカフェにしかいない…

深夜の台所で。

深夜に通りかかった台所で、 キノコ汁がひっそりしていた。 すごく静かに、 時がとまったように美しく、 出汁の中に横たわるきのこ、オフィーリア!!と深夜に一人で感動したのです。

愛すべき休みの日の過ごし方

ごろごろして、 おなかがすいて、 ご飯を食べて、 テレビをみて、 リモコンをマイクにして、 踊りながらうたって、 本を読んで、 思い出し笑いをして、 あの人は元気かなーと思って、 ストレッチして、 ひなたぼっこして、 爪を切って、 やらなきゃいけない…

芳しい出だし

何のために?と聞かれると、 ビジネスでもなんでもなく、 会話をしてみたいからと答えるしかないのであるが、 気の向くままに、 駅前留学続けている。そして、本日、初めてオンライン英会話なるものを試してみた。 無料お試しレッスンである。 無料お試しレ…

ざわめきたつ、ピンクの心

本日電車に乗っていたら、 小さい女の子が、 ラメが入ったシャイニーピンクのポシェットを持っていた。女の子の人気カラーといえば、 ピンクの一巨頭。 ピンクの人気は長らく衰えておらず、 順風満帆の超巨大企業並の安定感といったところ。しかし、そのピン…

それが正解。

帰りにスーパーで桃を買いそうになって、思いとどまった。

お盆

大好きなすいかの話のなかでも、 お盆の回は特に好き。 この季節になると観てしまう。 生きている人間と亡くなった方が一緒に存在するお盆。 いつもより少し心強く、なんとなくにぎやかで、夜の空が少し近く感じる季節。 余ってたビールをひやしておけばよか…

誠意って何かね。

モテ期 という盛んな時期を体験したことはないし、 体験することをまだあきらめてはいない。どうしようもない書き出しになってしまったが、今夜書きたいこと、それは、モテ期の波があるように、お菓子の波もあるのではないかとのこと。前触れもなく突如急激…

その先のポストモダン

オギュスタン・ベルクのランドスケープの本を読んで以来、 日本のポストモダンが何なのかということをうすぼんやり考え続けながら生きている。西洋に追い付け追い越せしようとしてきた日本が、それを追い越したとき、 技術力以外の、国力以外の日本の価値は…

小柄と小太りとテニスラケットと。

男子ソフトテニス部だろうか。 ラケットケースを背負ったジャージ姿の中学生男子が二人。 一人は小柄で、一人はふくよか。 小柄がふくよかのスマホを奪おうとして、きゃっきゃっとじゃれている。 ふくよかが走りだし、小柄が追いかける。 ふくよかの背負うラ…

ブリジットジョーンズの集大成

日頃の眼精疲労の治療のため、 キングスマンでハマった、コリン・ファースを眺めようと、 軽い気持ちでブリジットジョーンズを見にいったら、結構おもしろかった。 映画を観たい方は以下内容なので、読み進めるべからずで候う。毎度のラブコメなのだが、 お…

紅白見聞録

謹賀新年 本年もよろしくお願いいたします。と言いながら、昨年のこと。ゴジラがすべったやら、 タモリとマツコの無駄遣いやら、 いろいろと言われている紅白。 毎年、ディスられる運命の紅白。そんな紅白、 私は物心ついて以来見続けている。 そうなのです…

LA LA LAND

2回も映画館に行ってしまった。 しかも2回目はI-MAXに行ってしまった。 ネットを覗くと感想は賛否分かれるようだが、もう私の中には賛しかない。もうこのあとネタバレしまくるので、最初に伝えたい。みようかなと思っている方がいたら、ぜひ。これはDVDで…

知識のパトロン

暮らしの手帖 がなぜか突然郵送されてきた。 頼んでもないが、私宛なので、 びりびり開けると、 年間購読という、 まーむちゃんからの誕生日プレゼントであった。 まーむ女史、なかなかやるではないか。 粋ではないか。暮らしの手帖もそうだが、 我がまーむ…

おげんさんといっしょ

先日、おげんさんといっしょという星野源の初冠番組を視聴し、おもしろかった。 おもしろいというよりは、心地よかった。星野源が番組冒頭で、歌番組の出演というのは、ものすごく緊張するもので、何かそういった緊張から解き放たれたリハーサルのような番組…

イノシシ

急な話だけれど、 実家でイノシシを飼うことになった。 すでに家にいる。 しかも、親子。 イノシシといっても、大きくない。 ミニブタのふたまわり大きいサイズだ。 親イノシシ(以後、オヤシシ)は家の中に放たれ、 1階と2階を自由に行き来している。 ベ…

日本民藝館へ

少し前に日本民藝館へ行ってきた。 大学生の頃に、民藝なるものの見方があることを知り、いつか民藝館に行きたい~と思いながらもなかなかおしりがおもたくて、やっと行けた。色絵の器の企画展中だった。 民藝の世界は興味はあるが、 知識は全然ないので、ほ…

林先生

たまに、林先生ばりにいいたくなるよね~。

のりまきぷーたろう

食べながら歩く行為が好きである。 特に、仕事帰りに、歩道橋の上で、 パンやらたい焼きやらをむしゃむしゃ食べながら帰るのが好きである。ただ、食べながら歩くとなると、 それに適した食べ物は限られる。 片手で気軽に食べられるもので、 形状は長細いとと…

じっくりコロコロ(ブルゾン風)

芝生でコロコロ、友や家族で語らう、 というのは、 どこか西洋的な感じだと思っていたのだが、気持ちのよい芝生や原っぱがあれば、 西洋であれ、東洋であれ、 やっぱり自然とそうなるもんだなーと思う。 ましてや水辺があるとさらに。街に一ヵ所でもいいから…

ごちそうの部類

最近の妻的な活動として、 目玉焼きづくりにハマっていて、 ようやく上達の兆しが見えてきた。 半熟の目玉焼きって、 ごちそうの部類に入るぐらいおいしいよね。

好きな季節

だんだん、お皿をシンクに放置しても平気な時間が長くなってきて、わくわくするのがこの季節の醍醐味。好き!

ぷーら。

物や人の名前を言ったり、 呼んだりするときに、 自分以外の人に通じるように、 正式な名称で、その名前を言わなくてはならないというのは、 結構ストレスがかかるものである。それを最近発見した。家族や友達など、その限られた間柄で、 人や物に特別な名前…

ままならない朝支度

最近、「丁寧な朝支度」的な特集の雑誌を買って、家で読んだりしている。朝から花を活けたり、 素敵な朝ごはんをつくったり、 手早く掃除をしたり、 てきぱきとメールチェックをしたり、この雑誌を読むと、 まるで自分がそんな朝時間を送っているかのような…

どうしようもなくても大切なケ

少し前に気付いたことがある。 自分には、疲れたり、いやなことがあったりすると、 自分が気に入っているエピソードを引っ張り出し、 当時の映像を短編映画のように脳内再生する癖があるのだ。 状況から察するに、無意識にリラックスしたり安心したりするた…

シンクの中に宿る真の美

私が大切にしている料理の鉄則、 それは洗い物が少なくなるようにすること。TEMAHIMA(手間暇)・SARANABE(皿鍋)がかかる料理はしない、それが鉄則である。見た目?見映え? のんのん、そんなのひとかけらも気にしない。 本当の美しさとは、 洗い物が少ないシ…

ピーチク君

あれはたしか小5か小6だった。 クラスメイトに恥ずかしがりやで、はにかみやさんで、身長の小さな男子がいた。あだ名を覚えているが、ここでは全く違うピーチク君としよう。 ある日、ピーチク君が宿題をやるのを忘れてきた。 当時、我々のクラス担任は、熟…